和菓子の種類は数多く、どの季節にどんな和菓子を食べるのか、意外と知らないもの。
春の桜餅や柏餅、お彼岸のおはぎなどはおなじみですが、茶席菓子やローカルな季節菓子を含めると、じつにさまざまな和菓子がありますす。
しかも、ほんのひと時しかお目見えしないものや、特定の行事にのみに食べられるものもあり、私も和菓子の仕事を始めてから知ったものがほとんどです。
今回は、季節の和菓子の種類を知りたい方におすすめの本をご紹介します。
季節の和菓子の種類を知りたい方におすすめの本3選
おすすめ1位:情報量の多さは一番!分かりやすく、読みやすい
美しい和菓子の図鑑
とらやご出身の青木直己さんの本。イラストを交え、1~12月各月の和菓子の説明はもちろんのこと、人生の節目行事ごとの和菓子、神社・寺の歴史と共に歩んできた和菓子など、幅広く紹介されています。情報量は1番。1冊読めば、和菓子のこと大まかに理解できます。
本のレイアウトも見やすく、イラストと説明が分かりやすく掲載されており、読みやすいのもおすすめの理由。
これから和菓子作りを始めたい方や、始めたばかりの方など、幅広くおすすめしたい1冊です。
なお、本中に掲載の和菓子は全てイラストで表現。写真はありません。
おすすめ2位:和菓子と共に暦(二十四節気)も知りたい方におすすめ
和菓子のこよみ12ヶ月
平野恵理子さんがつづる和菓子エッセイ本。
平野さんのほんわかイラストと共に、二十四節気・七十二候に食べる和菓子・おかしが紹介されています。茶席の和菓子ではなく、馴染みある和菓子・おやつ系を知ることのできる1冊です。
詳細を知るというよりは、大まかに季節の和菓子を知りたい方におすすめです。私は10年以上前に買ったのですが、今でも時々読んで楽しんでいます。
おすすめ3位:茶席菓子を知りたい方におすすめ!
ときめく和菓子図鑑
写真入りで季節の和菓子が紹介されている、高橋マキさん著の本。
紹介されている和菓子は茶席菓子が中心となりますが、とても分かりやすく読みやすい1冊です。
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